簾高くおしはりて五節の君とてされたる若人のあると雙六をぞ打ち給ふ。手をいとせちにおしもみてせうさいせうさいとこふ声ぞいと舌疾きや。
例えばこのシーン。近江の君が「小賽、小賽(せうさい、せうさい)」=「小さな目出ろ、小さな目出ろ!」と早口でこい願っている様子が描かれている。
源氏物語に描かれているということは、源氏物語を原作にした漫画『あさきゆめみし』やアニメ『源氏物語千年紀 Genji』にも双六が登場するわけで。
以下、盤双六シーンのスクリーンショットを二つ。
■ あさきゆめみし


石の置き方は謎。
すくなくとも本双六ではなさそうだが、他の遊びでも無さそう。
というか、上は盤の置き方も謎。
■ 源氏物語千年紀 Genji
こちらも石の置き方が謎。
白と黒が同じマス目に入っていたりする。
参考サイト:「源氏物語」の遊びについて
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盤双六ではバックゲームがとてつもなく有利と言う結論です。
コメントありがとうございます!
まさか、こんなブログに来ていただけるとは。
盤双六ではバックゲームが有利でしたか!
初手、32や52で、2を4pにスロットする手がセオリーとする手をずっと不思議だと思っていましたが、あれこそ研究されて強いとされた手だったんですね。
錦嚢抄に関しては夜にでもメールを遅らせて頂きますねー。