2012年10月22日

『世相百姿 上』に描かれた雙六

世相百姿.JPG

 『世相百姿 上』は大正7年(1918年)出版の画集。
 タイトルどおり、当時の世相を描いたものらしい。(現物は未見なので、本当にそうかは不明)

 そこに、雙六のイラストがあり、囲碁、将棋、双六という三面が登場する。
 どうやら、大正時代、まだ双六で遊んでいる姿が見かけられたようだ。(大阪の出版社のものなので、大阪、あるいは関西でこのような光景が見かけられたという可能性が高い)


 ※2012年10月26日追記。こんな風に書いてたけれど、大正時代に出版されただけで、江戸から明治にかけてのイラストを収録した画集という可能性もあるのか。なので、以上の推察は話半分くらいに。


 囲碁と将棋が男性が描かれているのに対し、双六は女性が描かれている。
 双六盤は囲碁盤、将棋盤とあわせ、江戸時代より慣例的に嫁入り道具なっていたようだし、『新撰双六独稽古』では女性にも奨めているので、一般的に双六は女性のものというイメージがあったのかもしれない。

 
 最初の画像は書籍を白黒コピーしたものだけど、カラーが大阪商業大学商業誌博物館の文化としての将棋に掲載されている。


 
posted by 六郎 at 18:39 | Comment(0) | 遊戯史まわりの考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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