2017年03月31日

盤双六とバックギャモンは同じなの? 違うの?

 結論から言えば、同じといえば同じで、違うといえば違うと思います。(過去の発言は忘れた)
 
 たとえば麻雀だと、赤入り、赤抜きでは打ち方は変わってきます。
 また採用役の種類や、東風戦か半荘戦かでも打ち方は変わってきます。
 それでも、大枠の「麻雀」ということでは同じです。
 
 
 盤双六とバックギャモンも同じことです。
 24のマス目がある盤面、15の駒、2つの賽を使う競技としては同じですが、ルールが若干違います。
 
 盤双六は、バックギャモンという名前の遊具で遊べるルールの一種──、クラシカルルール(盤双六ルール)です。(1300年くらい前なら、日本の盤双六も海外のバックギャモンも「同じルール」だったでしょうし。ただし、日本や海外にも同じボードを使ったいろいろなルールが残っています。1300年くらい前の「本双六」ルールと、海外の一部の「バックギャモンルール」は同じだった……程度ですが)
 
 
 なので、同じといえば同じで、違うといえば違います。
 
 
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2017年03月27日

3面ボードのバックギャモン

3gammon.png
 
 なにこれどうやって遊ぶの……?
 
 発見場所は、ebayのこちらのページ。
 
 ebay : Backgammon-for-Three-
 
 
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2017年03月26日

バックギャモンが5000年の歴史とか言うのやめよう

 バックギャモンは5000年の歴史がある……という感じで言われてますが……。
 ないですからね!
 
 
 確かに、ウルやセネトから分岐して、バックギャモンが生まれたのかもしれません。
 でも、別のゲームです。
 ルールうんぬんどころか、ボード自体が違うんですもの。
 ウルやセネトとバックギャモンがどれくらい違うのかを理解した上で、バックギャモンは5000年の歴史だと言えるのでしょうか。
 
 
 ニンテンドースイッチはファミリーコンピューターから進化して生まれました。
 でも、ニンテンドースイッチは三十年の歴史がある、とは言いません。
 
 いえ、もう少しいい例えがありますね。
 どうぶつ将棋は将棋から生まれました。
 それを将棋の歴史と並べて、どうぶつ将棋は一千年前から遊ばれていると言う人はいません。
 それどころか、チャトランガを引っ張ってきて、どうぶつ将棋は2000年前から遊ばれている、なんて言ってもナニイッテンダコイツです。
  
 「バックギャモンには5000年のルーツがあるんですよ」は、確かに間違ってはいないかもしれません。
 ウルやセネトにルーツがあるのは事実ですから。
 ですが「間違ってはいない」ことを担保に、バックギャモン自体に5000年の歴史があることを誤解してくれるよう期待して言った言葉に感じられます。
 
 
 バックギャモンは5000年の歴史、などの言葉を言う人が少なくなるといいのですが……。
 
 
posted by 六郎 at 12:12 | Comment(0) | 遊戯史まわりの考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年03月26日

古事類苑に掲載されている古典に登場する「双六」

 メモ代わり。

 近代デジタルライブラリー:古事類苑(雙六)
 
 日本の古典で登場した「雙六」の箇所がまとめて抜き出されている。ものすごい資料。
 
 
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2016年03月25日

出たらめの記(1915)における「兀」って何……?

 「出たらめの記」は、大正四年(1915)に出版された。
 著者は矢野龍渓。
 以前も少し取り上げたけれど、盤双六について書かれている箇所がある。
 
 近代デジタルライブラリー:出たらめの記(雙六の博来)
 関連記事:『出たらめの記』における雙六の紹介
 
 
 今回、ふと読み直してみたら、こういうことが書かれている。

 
 今の若き人々は真双六【ほんすごろく】の何物なるやを知らぬ者さへ多し、此の双六は、以前大名の奥向、武家方杯には古くより行われたるもにして、其法は、雙六盤あり、二人相対して勝を競ふこと、碁又は将棋の如し、局の上に、雙方各々十五の黒白の石を有し、骰は二箇あり、目に依って、我石が敵陣より早く味方の陣に入り来るを競ふを大則とす、其間に敵に切らるるあり敵を切るあり、蒸と称ふるあり、兀と称するあり、予の郷里などにては、予の少年時迄、年頭には武家屋敷にて、中々はづみたるものにて、今も尚ほ之を弄び居るならむ。
 
 
 「蒸」はわかる。無地(蒸し)勝ちのこと。
 じゃあ……「兀(はげ)」って何……?
 
 また、盤双六にわからない単語が出てきちゃったよ……。
 兀勝ち……?
 
 
 
 ちなみに、wikipediaの矢野龍渓を読むと、「豊後国(現在の大分県)に、佐伯藩(毛利家)の藩士・矢野光儀の長男として生まれる。」とある。
 幼少の頃遊んでいた、ってことは、其の頃の大分県には盤双六はあったらしい。
 
 
 
 
 
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2016年03月24日

2016年03月21日に開催された盤双六ワークショップを見てきました。

盤双六002.JPG
 
 2016年03月21日に、大阪にて、盤双六ワークショップが行われていたので、見に行ってきました。
 
 内容は、
 
 ・増川宏一 双六以前の遊戯盤について 
 ・草場純 雙六手引抄(1679)」の解読
 ・木子香 「譜双」の日本語訳(序報)
 ・高見友幸 双六盤にみる古典文学意匠
 
 の四題。
 どのお話も、それぞれみなさんの分野から盤双六にスポットを当てた興味深いものでした。
 
 次回もありそうですので、興味ある方は。
 
 
posted by 六郎 at 00:00 | Comment(0) | イベント案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする